今回、新しくお借りした工房は、工房というよりはいわゆる古民家。広い土間のある大きなお家です。さてと、私はどこで仕事しようかしら。と、このお家の中をうろうろしています。

この家に残っていた、のこぎりやかんなが棚の中からたくさんでてきて道具好きの夫は大喜び。（使えるものがあったら使っていいよと言ってもらっているのです）
広い屋根裏があって、そこにはムシロや縄や柴も丁寧にまとめてあって、これらを使った暮らしがここにあったんだなあ。時間が止まってしまっているよう。どんな暮らしをされていたのかなぁと想像するとワクワクしてきます。

かつて住んでおられた方の丁寧な手作りの暮らしぶりがうかがわれる道具たち。埃を払いながら、私たちもここで営まれてきたかつての暮らしをお手本に、丁寧に暮らし、制作するぞ。

心の師を得たように気持ちがシャンとする。

冬至までに仕事ができるようにこの場を整える。が今の目標。