先日は小3の娘と娘の友人(私の友人でもある)の女三人で映画を観に行ってきた　

映画はインサイドヘッド2

主人公のライリーが一生懸命に素直にその年齢らしく毎日を暮らしていく。13歳になった今はますますアイスホッケーに夢中のようだ。毎日は充実しているように見えるが、頭の中ではいろんな葛藤とともにある　そしてこの物語は頭の中の感情たちが主役。始まりからなぜか泣けてくる。一生懸命ってうまく行かないこともたくさんあるから大変なんだ。そしてそのたびに感情が揺れ動く。くるくると変わる感情。頭の中は大忙し。わかる。わかるなぁ。と自分の13歳と重ねたり　

よろこび。かなしみ。イライラ。はずかし。いいなぁ。いつのまにか私の頭の中にもたくさんの登場人物か増えている。いつも喜んでばかりいたいけど、そうはいかないのが人生。全部必要。かわいくいじけているかなしみをみて愛おしくなったり、思いっきり怒っているイライラに気持ち良さを感じたり、その全てがあってくれて私が進行している。全部で私をしてくれているんだな。観てよかった映画だった。

映画を観終わって、娘たちが下のゲームセンターでプリクラを撮りたいという。今どきのプリクラって？と興味がわく。私も一枚一緒に撮ってもらう。

む？撮ったそばから画面に映し出される私はどんどんと修正されていく。日焼けの顔が白くなり、目は開いてるんだかなんだかわからなかったところからぱっちりお目目に。くちびるの血色も良い。

リカちゃんのパパにしか見えないやないかい。我が子もこんな子やっけ？って目の大きさ（笑）

この人は誰？私なの？

かろうじて私の体裁を保っているのはもはや前髪と歳とともに下がってきた目尻くらい。

娘たちはもう一枚撮ろう♪と大いに楽しんでいる。何が楽しいのかもうサッパリわからない。

私とは？を観じる1日だった。