屋根裏にて 投稿者:giftshop-nose 投稿公開日:2020年12月4日 投稿カテゴリー:工房の改装 投稿コメント:0件のコメント 工房の屋根裏にて、打ちひしがれる。このお家の屋根裏には縄がたくさん残されていて、倉庫を覗いてみると縄綯い機なるもの(縄を綯っていくメカ、手動)も残されていました。冬のためにかな?お蚕さんの為かな?薪というか柴の束もたくさん。よく見るとすべて束ねるのに使われているのは縄。きっとあの縄綯い機で作ったのだろうと想像。竹かごの類いもたくさん残されていて、地に足をつけた丁寧で地道な暮らしぶり、仕事ぶりが想像されて、しばし呆然。この人たちは何時起きでどんなタイムスケジュールでこの暮らしをしていたのだろう。どうやったらこんなにマメに暮らせるか、縄を綯うのは冬の時期かなあなんて夫と想像。今の私の暮らしとは濃密さが違っただろうな。このお家で、工房で私はどんな仕事が残せるか この先人達に迫りたい!という欲求が湧いてくる。本当に気持ちをシャンとさせてくれる不思議なお家。この縄たちをみながら夫に「私たちの縄文時代が始まるね!」と言ったら、「この縄は昭和の縄綯い機が作ってるけどな」と言われて、まあまあ拍子抜け。いい!いいよ!令和の縄文時代だよ。私たちの縄文時代。なんか楽しそうでしょう。メカとも楽しく共存してさ。でもやっぱり地に足つけて、丁寧に暮らしていこうじゃないか。明日はこの屋根裏を整理するぞ。埃まみれ決定。ワクワク。 コメントを残す コメントをキャンセルコメントEnter your name or username to comment Enter your email address to comment Enter your website URL (optional) 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ